「コレステロール」について 日本人の3人に一人は血液の病気で死亡する・・・ ・・・と言われています。 |
「高脂血症」 |
それは、症状のないまま進行する「サイレント・キラー」。血液中のコレステロールや中性脂肪などの脂質が異常に多くなった病気です。 発症しても自覚症状がなく、放置すると心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす原因となり、何かの症状が出た時はもう手後れ、死に直結する病につながります。従って「サイレント・キラー、沈黙の病気」と言われています。 コレステロールが恐れられている理由はそこにあります。 |
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コレステロール とは |
どちらかというと悪者といったイメージがあるコレステロールですが、実際のところはどうなのでしょうか。 もともとはギリシャ語。Chole(胆汁)+Sterol(固体)。 脂質の一種で、その役割は
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善玉・悪玉 コレステロール |
血中のコレステロールは、大きく「LDLコレステロール(低密度リポ蛋白)」と「HDLコレステロール(高密度リポ蛋白)」分けられます。 「LDL」は、血管など各組識に必要なコレステロールを運ぶ、いわば運び役。一般に「悪玉コレステロール」と呼ばれています。 「HDL」は、余分なコレステロールを抜取り肝臓に戻す、いわば回収役。一般に「善玉コレステロール」と呼ばれています。 なんで運び役のLDLが悪玉で、回収役のHDLが善玉なのでしょうか。 そもそもコレステロールは悪者。だから運び役は悪玉。回収役は善玉という論理かも知れません。 どちらもなくてはならないもので、適当量であればどちらも善玉のはずです。 問題は余分なコレステロール。細胞に必要なコレステロールが行き渡ると、仕事にあぶれた運び役のLDLが、血中にうろうろして活性酸素に酸化され悪さをするようになります。 これが真の悪玉コレステロールです。LDLは最初から悪玉ではなく、余分なものだけが悪玉なのです。 |
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気になる コレステロール値 |
コレステロール値は、血液に含まれているコレステロールの濃度です。 会社の健康診断(両毛労働衛生センター)の基準値は次の通りです。
会社の健康診断では、どういうわけか「LDL」の値が出てきません。 次の算式で求められますので、お試しください。
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一日に どのくらい 摂ればいいか |
人間に必要なコレステロールのおよそ80%は、体内(肝臓)で作られています。従って食べ物からの摂取量は、残り20%でいいわけですが、我々はこれを大きく上回る量を摂取しています。 その摂取量は、一日およそ300mg以下にすることが推奨されています。 <一日の摂取可能量の目安>
肉料理は、網などで脂肪を落として焼くと
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コレステロール 危険度チェック |
TV番組「発掘!あるある大事典」より。 |